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父の日と宮崎のこと

今年の父の日も先日の日曜日、20日で終わりました。

私の父はすでに他界し、直接会ってプレゼントを渡すことはできないのですが、父との思い出を懐かしむ日にしています。

父の実家は熊本で、肉牛農家をしていました。
家の前とちょっと離れたところに牛舎があり、夏休みに遊びに行った時には牛と戯れたものでした。
子供心に牛は大きくて目がグリグリしていて、ちょっと怖いけどかわいいなと思ったものです。

この伊勢原に引越してきて、この地が畜産が盛んな地域だと知りました。
至る所に牛舎があって、そこはかとなく牛の香りがただようそんな場所で、時折祖父母の家を懐かしく思い出します。
子どもたちが保育園に行っていたときにはお散歩コースに牛を見に行くコースがあったくらいです。
それくらい、牛は私にとって身近な動物です。

父も、私の家に遊びにきたときにはよく子どもたちを連れて近所の牛小屋に牛を見せてもらいに行ったものでした。
きっと、自分の故郷を懐かしんでいたのだと思います。
18で東京で仕事することになり、結局故郷には帰らず、埼玉で一生を終えた父です。
関東暮らしの方がずっと長いにもかかわらず、やはり幼い頃すごした地というのは忘れられなかったのでしょう。

今、その父の実家のある熊本のお隣、宮崎県では「口蹄疫(こうていえき)」という病気が蔓延してしまって多くの牛や豚が殺処分となってしまっています。
この病気は空気感染し、とても伝播力が強いので、あっという間に広がってしまうのだそうです。
一つの畜産場で1頭でもかかったら、すべての家畜を殺処分しなくてはいけない。
そんなに恐ろしい病気だそうです。

「殺処分」…たった三文字の無機質な言葉にも、その裏に深い悲しみがあります。
農家の方々にとっては、端正込めて育てた家族のようなもの。
牛や豚のおかげで生活もできるのです。
それを突然奪われてしまったら…。
生活の糧がなくなる不安ももちろんですが、家族を手放さなくてはならない悲しみはいかほどかと思います。
病気というものは本当に憎い。
そして、その問題を軽視して長期化させた、今の政権にも憤りを感じます。

私はこの問題をtwitterを通じて情報入手し、いろいろ考えたのですが、他人事ではどうしてもすますことができず、こうしてブログに書くことにしました。

私たちにできることはいくつかあります。

◆義援金・ふるさと納税などで農家の皆さんに直接お金を送金する
◆宮崎県産の商品を購入する
◆自分の持つメディア(twitter、mixi、ブログ、クチコミなど)で口蹄疫のことを正しく知ってもらう

今も宮崎の方々は消毒、情報を広げるなどの活動を続けています。
どうか一日も早くこの病気が宮崎からなくなりますように。

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